自社工場を持つブランドは多くありません。プチバトーが誇るメーカーとしてのDNAは、プチバトーの生産方針すべてに息づいています。何事も成り行き任せにはしたくない、そんな考えに基づきプチバトーはあらゆる品質パラメーターを徹底管理しています。
プチバトーは自ら糸を選定し、丸編み機でニット生地を編み、独自のステッチを開発しています。
布帛などプチバトーの工場で生産できない場合は?
そのような素材については長年にわたり透明性ある信頼関係を築いている製造パートナーに依頼します。パートナーとの良い関係を長年保つために、作り手との対話を常に大切にしています。
落とし穴に要注意!
意外に思われるかもしれませんが、欧州では服の生産地表示が義務付けられていません。しかしプチバトーは生産地を明記することとし、将来的にはさらにその先を見据えています。通常生産地として表示されるのは最終的な加工を行った国ですが、衣類の場合は各パーツを縫い合わせる縫製段階を担当した国が生産地となります。例えば欧州以外でデザインされ、フランス以外の国で染色され、編まれ、カットされ、装飾されたTシャツがフランスで縫製されれば、そこには「Made in France」のラベルが付くわけです。ですが、プチバトーとしてはこのようなやり方に満足していません。そこでプチバトーは大規模なトレーサビリティ確保の取組みに着手しました。これにより2023年までにはラベルと製品説明書に服のデザイン、ニッティング、縫製が行われた場所を明記する予定です。